試合ハイライト
(1)安富5ー4豊郷
(安富球場/5000人)
豊郷は同点の6回、前節2安打と当たっている高橋裕にソロHRが飛び出して勝ち越しに成功する。しかし、安富も負けていない。7回、チームの主砲・堀江に同点HRが生まれると、続く8回には田島、堀江の中軸コンビの連続タイムリーで2点を奪って試合を決めた。5対4で安富が大会初勝利。
(2)川西0ー18星稜
(川西高第1球場/2000人)
ビジターでも全く勢いが止まらないのが星稜。初回、2番・小原慎が挨拶代わりの2ランを放つと、4回と7回には、期待のパワー男・板倉がそれぞれHRを放って勝負を決めた。投げては先発の富永と、2番手の加藤が見事な完封リレーで川西打線に付け入る隙を与えず。投打がガッチリ噛み合った星稜が18対0で快勝。
第4節の見どころ
(1)川西ー安富
川西の注目は山下。ここまで計10打数6安打と、一人気を吐いている。負け数が更に増え、チームが下位に向かう中、大砲と謳われるそのパワーで初勝利を掴み取りたい。対する安富の注目は小原智。(29日までに)2本塁打を放っている兄の慎也(星稜)に負けじと、直近2試合で4安打とよく打っている。テレビ越しにエールを送る慎也と家族に良いところを見せられるか。
(2)豊郷ーアホ
豊郷の注目は杉田。ここまで2試合を戦ってきたが、未だにヒットが1本も出ていない。スタメンを死守するべく、監督の期待に応えるべく、次戦では絶対にヒットを打たなければならない。対するアホの注目は柳橋。PRではまだ失点を許しておらず、防御率は0.00。投手の踏ん張りはアホ高勝利への必須条件であるため、気合で抑えて3連勝を手にしたい。
(3)星稜高校
ここまで猛威を振るってきた打線は次節はお休み。しかし、練習は怠らない。TTNC中野監督も「勝つ為なら20点でも30点でも取る」と話しており、来たるアホ高戦に向けて、打線強化を進める。