兵友PR振り返り

その①

 約半年にわたって開催された兵友ペナントレースが、今年の2/9をもって全日程が終了しました。そこで、ペナントレースについて、色々振り返ろうと思います。

①順位について

ペナントレース・順位表
チーム名勝率ゲーム差
1アホが多すぎる853.615勝率1位
2星稜961.6000.0
3豊郷673.4612.0
4川西682.4282.5
5安富691.4003.0

 開幕前の順位予想は全て外れました。それだけ波乱が多かったということでしょう。
 
 勝率1位は、アホが多すぎる高校(以下、「アホ」)となりました。前評判はあまり高くありませんでしたが、まずまずのスタートダッシュと、引き分けの多さに救われる形となりました。2位の星稜は、最終盤まで首位を独走していましたが、規定による不戦敗の多さに泣くこととなりました。3位は豊郷。途中、不調に陥った時期もありましたが、こちらも引き分けの多さに助けられました。4位は今季新加入の川西。積極的な補強と采配が功を奏しました。今大会、星稜に実戦で唯一土をつけたのは川西です。5位は安富。勝ちきれない試合がやや多く最下位となってしまいましたが、それでも6勝を挙げ、意地を見せました。

②今大会で見られた事象
 (1)投壊
   今大会はとにかく投低が目立ちました。こちらの表をご覧ください。

チーム防御率ランキング
1星稜2.94
2豊郷4.33
3アホが多すぎる4.61
4安富4.62
5川西6.22

  1位の星稜以外は軒並み酷い(語弊)数字が並んでいます。このデータが示すように、今大会は投手が打ち込まれることがとても多い印象でした。実際、どちらかのチームが完封された試合はたったの2試合なのに対し、どちらかのチームが2桁得点を挙げた試合は6試合、両チームが2桁得点を挙げた試合も3試合ありました。
  また、規定投球回に到達した投手の中で、2点台なのは僅か2人でした。このことから、先発投手が試合を作れないケースが多かったことも、投壊の原因の一つと考えられます。

 (2)打高
   投低の反面、とても打高であった今大会。規定打席到達者のうち、なんと4割打者が5人、3割打者が11人もいます。また、打高とは関連性が低いですが、代打の活躍も光りました。特に、10/12の豊郷ー川西戦では、川西の代打2人が8、9回に立て続けにホームランを放ち、存在感を見せました。

 唐突ですが、これで第1部は終わりです。第2部では、それぞれのチームの戦いぶりを振り返っていきます。ご覧いただきありがとうございました。

2025/2/14