約半年にわたって開催された兵友ペナントレースが、今年の2/9をもって全日程が終了しました。そこで、ペナントレースについて、色々振り返ろうと思います。
①順位について
チーム名 | 勝 | 負 | 分 | 勝率 | ゲーム差 | |
1 | アホが多すぎる | 8 | 5 | 3 | .615 | 勝率1位 |
2 | 星稜 | 9 | 6 | 1 | .600 | 0.0 |
3 | 豊郷 | 6 | 7 | 3 | .461 | 2.0 |
4 | 川西 | 6 | 8 | 2 | .428 | 2.5 |
5 | 安富 | 6 | 9 | 1 | .400 | 3.0 |
開幕前の順位予想は全て外れました。それだけ波乱が多かったということでしょう。
勝率1位は、アホが多すぎる高校(以下、「アホ」)となりました。前評判はあまり高くありませんでしたが、まずまずのスタートダッシュと、引き分けの多さに救われる形となりました。2位の星稜は、最終盤まで首位を独走していましたが、規定による不戦敗の多さに泣くこととなりました。3位は豊郷。途中、不調に陥った時期もありましたが、こちらも引き分けの多さに助けられました。4位は今季新加入の川西。積極的な補強と采配が功を奏しました。今大会、星稜に実戦で唯一土をつけたのは川西です。5位は安富。勝ちきれない試合がやや多く最下位となってしまいましたが、それでも6勝を挙げ、意地を見せました。
②今大会で見られた事象
(1)投壊
今大会はとにかく投低が目立ちました。こちらの表をご覧ください。
1 | 星稜 | 2.94 |
2 | 豊郷 | 4.33 |
3 | アホが多すぎる | 4.61 |
4 | 安富 | 4.62 |
5 | 川西 | 6.22 |
1位の星稜以外は軒並み酷い(語弊)数字が並んでいます。このデータが示すように、今大会は投手が打ち込まれることがとても多い印象でした。実際、どちらかのチームが完封された試合はたったの2試合なのに対し、どちらかのチームが2桁得点を挙げた試合は6試合、両チームが2桁得点を挙げた試合も3試合ありました。
また、規定投球回に到達した投手の中で、2点台なのは僅か2人でした。このことから、先発投手が試合を作れないケースが多かったことも、投壊の原因の一つと考えられます。
(2)打高
投低の反面、とても打高であった今大会。規定打席到達者のうち、なんと4割打者が5人、3割打者が11人もいます。また、打高とは関連性が低いですが、代打の活躍も光りました。特に、10/12の豊郷ー川西戦では、川西の代打2人が8、9回に立て続けにホームランを放ち、存在感を見せました。
唐突ですが、これで第1部は終わりです。第2部では、それぞれのチームの戦いぶりを振り返っていきます。ご覧いただきありがとうございました。