①順位表(12/30更新)
順位 チーム名 試合数 勝 負 分 得失
1 アホ 11 8 2 1 +40
2 中萩 10 5 5 0 -10
3 安富 10 4 6 0 -9
4 星稜 7 1 5 1 -21
※注:得失→得失点差のこと
②参加校→安富高校(兵庫)、アホが多すぎる高校(兵庫)、星稜高校(徳島)、中萩高校(愛媛)
③試合結果
1日目(12/20)
・第一試合 中萩ー星稜
星稜 な
中萩 し
・第二試合 安富3ー6アホが多すぎる
アホ 010100013 6
安富 003000000 3
安富は1点を追う3回、天野、吉村の連続
タイムリーで一挙に3点を奪って逆転に成
功。しかしその後同点に追いつかれ、9回
、ランナーを1人置いた場面で2番手の鈴木
が途中出場の佐竹にタイムリー2ベースを
浴びてこれが決勝点に。接戦を制したのは
アホが多すぎる高校。
2日目(12/21)
・第一試合 星稜ーアホが多すぎる
アホ な
星稜 し
・第二試合 安富9ー8中萩
中萩 510200000 8
安富 103500000 9
序盤から激しい点の取り合いとなったこ
合。中萩は2点リードの4回、2番・田中の
3塁打などで2点を加え、8対4とする。こ
のまま逃げ切りたい所だったが、その裏、
1点を返され、尚もランナーを2人置いた場
面で、安富の6番・鵜川に3ランを浴びて同
点に追いつかれる。ここで中萩は2番手の
藤井にスイッチしたが、岩崎、吉野に連続
ヒットを打たれて更に1点を入れられ、ま
さかの逆転を許してしまった。結局そのま
ま試合終了。9対8で安富の勝利。
3日目(12/22)
・第一試合 中萩1ー6アホが多すぎる
アホ 104010000 6
中萩 100000000 1
試合は初回から動いた。1回表、アホの
先頭バッター・川上がホームランを放ち、
幸先よく先制に成功。しかしその裏、中萩
の先頭バッター・山内にもホームランが飛
び出し、すぐさま同点に。両チームから先
頭打者本塁打が生まれる珍事が発生した。
連勝したいアホは3回、無死ランナー1,2塁
の場面で、3番・西尾がタイムリーを放っ
て勝ち越し。この後更に3点を加え、試合
を有利に進める。投げてはアホの先発・柳
橋が、8回1失点と安定したピッチングを見
せ、相手打線を寄せ付けなかった。試合は
6対1でアホが勝利。
・第二試合 中萩9ー2星稜
星稜 000000011 2
中萩 00031410X 9
試合は4回、中萩の9番・玉置のゴロを、
星稜の一塁手・末永が痛恨のエラー。この
間に走者2人が生還し、中萩が思わぬ形で2
点を先制する。これで勢いに乗った中萩は
その後5,6,7回と毎回得点し、星稜を突き
放した。星稜は終盤にゲッツー崩れなどで
2点を返すも反撃はここまで。9対2で中萩
が快勝。連敗を2で止めた。
4日目(12/23)
・第一試合 安富19ー6中萩
中萩 102010002 6
安富 21506320X 19
安富は3回、犠牲フライなどで2点を勝ち
越し、尚もランナーを2人置いた場面で、
3番・磯部に3ランが飛び出してリードを5
点に広げる。その後も安富打線の勢いは止
まらない。5回には何と打者一巡の猛攻で
一挙に6点を加えて中萩をKO。終わってみ
れば26安打,19得点。凄まじい攻撃力を見
せた安富が19対6で勝利。安富はこれで2
連勝となった。
・第二試合 星稜9ー11中萩
中萩 000003521 11
星稜 010431000 9
星稜は1点リードの4回、6番・大窪、7
番・榎本らがタイムリーを放つなど、一挙
に4点を追加する。更に5回にもその2人の
タイムリーなどで3点を加え、試合を決定
づけた…かと思われたが、先発・山中が中
盤に突如乱れる。6回に中萩の5番・今中に
2点タイムリー二塁打を浴びるなどして3点
を返されると、続く7回には、更に2点を返
され、尚もランナーを2人置いた場面で、
中萩の4番・池田に痛恨の3ランを被弾し、
星稜は遂に追いつかれてしまう。逆に勢い
づいたのは中萩。1点ビハインドの8回、こ
こまで1安打に抑えられていた1番・山内が
2点タイムリー三塁打を放ち、最大8点あっ
た点差をついに逆転。試合を決めた。試合
は11対9で中萩が勝利。
・第三試合 アホが多すぎる4ー7安富
安富 011200030 7
アホ 001002100 4
アホが多すぎるは6回、1死走者無しの場
面で、4番・平田にホームランが飛び出し
て2点差。その後2死ランナー2塁となり、
7番・光田がタイムリー二塁打を打ち、1点
差。更に続く7回にも1点を返し、同点に追
いつく。しかし直後の8回、アホの3番手・
久保田が2死ながらランナー2,3塁のピンチ
を招くと、ここまで2安打と当たっている
安富の2番・斎藤に2点タイムリー二塁打を
打たれ、これが決勝点に。継投策が裏目に
出たアホは4対7で敗れ、初黒星。一方の安
富はこれで3連勝。首位をひた走る。
5日目 (12/24)
・第一試合 中萩13ー3安富
安富 210000000 3
中萩 40040320X 13
前回の対戦時に大敗を喫し、雪辱に燃え
る中萩は初回から打線が繋がる。1点を返
して尚もランナーを2人置いた状況で、6番
の斎藤が2点タイムリー二塁打を放ち、逆
転に成功。その後更に1点を加え、安富の
先発・鈴木を0回2/3でノックアウト。そ
の後も中萩打線は止まらない。4回には2本
のタイムリーで4点を奪い、6回には、初回
逆転タイムリーの斎藤が2ランを放つなど
して3点を追加し、試合を決めた。終わっ
てみれば13対3で中萩が快勝した。対する
安富は、連勝が3でストップ。
・第二試合 星稜0ー9アホが多すぎる
アホ 011030022 9
星稜 000000000 0
そろそろ初勝利を手にしたい星稜。しか
し、アホの先発・柳橋の好投を前に打線は
沈黙を余儀なくされる。更に、3点ビハイ
ンドの5回には、ランナー満塁の場面で、
その柳橋にタイムリーを打たれるなど、い
いようにやられてしまった。代わった中島
も打ち崩せず、終わってみれば0対9。ヒッ
トは僅か1本に留まった。これで3連敗とな
ったが、次戦に向けて切り替えて行くしか
ない。一方のアホは大会初の完封勝利。優
勝目指し、この調子で勢いに乗りたい。
・第三試合 アホが多すぎる2ー11中萩
中萩 300003410 11
アホ 010001000 2
中萩の快進撃が止まらない。初回と6回
に、打者8人の猛攻で合わせて6点を奪って
試合の流れを引き寄せると、続く7回には
ここまで2安打と好調な5番・今中に3ラン
が飛び出し、アホの投手陣を粉砕した。
「うちは勢いに乗ると怖いチームですか
ら」中萩の森田監督が(コメント欄にて)語
っていたが、今回の試合はそれを体現する
形となった。11対2で中萩が勝利。これで
中萩は3試合連続二桁得点。恐ろしいまで
の破壊力を見せつけている。
6日目 (12/25)
・第一試合 星稜3ー5安富
安富 020000012 5
星稜 010200000 3
逆転優勝を成し遂げる為にも、何として
も勝ちたい星稜は1点ビハインドの4回、6
番・大窪が見事にスクイズを決めて同点に
追い付く。更に、続く榎本がタイムリー二
塁打を放って、この回逆転に成功する。そ
んな打線の奮起に応えたい投手陣は、その
後粘りの投球を見せ、1点のリードを死守
する。このままいけば初勝利…だが、そう
は問屋がおろさなかった。8回、今大会好
調の6番・鵜川にタイムリーを打たれ、ま
さかの同点。そして9回、こちらも好調の
2番・斎藤にもタイムリーを浴び、これが
決勝点となった。5対3で安富が勝利。星稜
はこれで4連敗。勝利はすぐそこなのに、
掴めない。そんなもどかしい日々は一体、
いつまで続くのだろうか。
・第二試合 中萩5ー4安富
安富 200010100 4
中萩 21000020X 5
3対3の同点で迎えた7回、安富はランナ
ー1,2塁とした場面で、3番・磯部がフライ
を打ち上げる。すると、これを中萩の右翼
手・平木が痛恨のエラー。ラッキーな形で
安富が勝ち越しに成功。4対3とする。しか
しその裏、1死3塁のピンチを背負うと、中
萩の6番・斎藤に同点打を打たれてしま
う。その後またしても走者を3塁に置いた
場面で、8番・平木に汚名返上(?)の犠牲フ
ライが生まれてこれが決勝点に。安富は僅
差で敗れ、連勝とはならなかった。一方の
中萩はこれで4連勝。「うちはこうゆう接戦
もものにしていくので」(原文ママ)試合後
にそう語った森田監督。チームを導く指揮
官のビッグマウスに、これからも注目した
い。
・第三試合 中萩6ー23アホが多すぎる
アホ 041 12 00600 23
中萩 014 0 10000 6
史上稀にみる集中打が炸裂したのは4回
だった。この回のアホの先頭バッター・山
崎がエラーで出塁すると、ここから面白い
ように打線が繋がる。ヒット、四球、また
ヒット…終わってみれば、打者16人で12
得点を挙げた。何か相手投手に恨みでもあ
ったのだろうか?そんなことはさておき、
アホの先発・大沼は、この試合が年末大会
初出場。重圧の中、4回1/3で6失点と、試
合を作ることは出来なかったものの、次に
向けての課題が見えたという点では、実り
ある投球だったと言えよう。5回以降も、
手を緩めず、攻撃を続けたアホ。今大会最
多となる23得点を叩き出し、快勝した。
一方の中萩は連勝が4で止まったものの、
依然首位はキープ。明日以降に期待。
7日目 (12/26)
・第一試合 アホが多すぎる4ー1中萩
中萩 000100000 1
アホ 00103000X 4
昨日の大敗から一夜明け、気持ちを切り
替えたい中萩。明日から兵庫旅行(帰省?)
のため出来なくなる前に何としても勝ちた
い、そんな強い想いに選手達が応える。先
発のエース・佐々木は、序盤から安定した
投球を見せ、チームを盛り立てる。一方の
打線は、1点を追う4回、ここまでパッとし
た活躍が無かった4番・池田がソロ本塁打
を放ち、同点に追い付く。エースと主砲の
活躍に、森田監督の顔に笑みがこぼれる。
しかし、そう簡単に勝たしてはくれないの
がアホ。5回、無死走者1,2塁で、9番・投
手の柳橋に2点タイムリー二塁打を打たれ
勝ち越される。この回更に1点を奪われ、
苦しい展開となる。反撃したい中萩だった
が、その後は、アホの完璧なまでの投手リ
レーに手も足も出ず、そのまま試合終了。
4対1でアホの勝利。中萩は首位から陥落。
今年度最終(になるかもしれない)試合を勝
利で飾ることは出来なかった。一方のアホ
はこれで対中萩2連勝。首位に浮上した。
・第二試合 安富4ー6アホが多すぎる
アホ 300000300 6
安富 000300100 4
安富は3点を追う4回、無死走者1,2塁の
場面で、今大会好調の「年末大会ニキ」こ
と鵜川がタイムリー二塁打を放って反撃の
口火を切ると、8番・吉野の内野ゴロの間
に1点、更に9番・投手の天野にタイムリー
が飛び出してもう1点返して同点に追い付
く。その後再び3点差をつけられたものの
7回にまたしても1,2塁のチャンスを作る
と、4番・堀江がタイムリーを放って1点を
返す。このまま勢いに乗りたい安富だった
が、続く新谷、鵜川が凡退して反撃はここ
まで。相手の2倍の量のヒットを打ちなが
らもチャンスを生かせなかった安富。4対
6で敗れ、優勝が一歩遠のいてしまった。
対するアホはこれで自チーム初の3連勝。
首位の座をガッチリ守る。
8日目 (12/27)
・第一試合 アホが多すぎる2ー2星稜
星稜 000000002 2
アホ 000001010 2
熱い思いを胸に己の限界に挑むSASUKE
プレーヤー達。そんな彼らに負けないほど
の闘志を燃やす集団が徳島にもいる。星稜
野球部である。連敗脱出、そして念願の初
勝利へ。何としても勝ちたい試合…だった
が、そこにアホの先発・栗原が立ちはだか
る。8回まで僅かヒット2本に抑えられる苦
しい展開が続く。そして2点差で最終回。
このまま終わってしまうのか、重い空気が
漂う中、この回先頭の田中が執念の内野安
打を勝ち取る。するとチームが奮起。1死
をとられたものの走者1,2塁とした場面
で、ここまでノーヒットの滝沢が起死回生
の同点タイムリーを放ち、ついに栗原から
点を奪うことに成功。逆転の気運が高ま
る。尚も走者を1塁に置いた局面で代打の
小林。ここで打てばヒーロー…だったが、
ここは併殺に倒れ、逆転とはならず。試合
は今大会初の引き分けに終わった。初勝利
はまたもやお預けとなった。
9日目 (12/28)
この日、試合は行われなかった。
10日目 (12/29)
・第一試合 安富3ー9星稜
星稜 330010011 9
安富 100000002 3
今日の試合前、星稜にとって嬉しい、そ
して驚きの出来事があった。安富球場のレ
フトスタンドに、地元の応援団が駆けつけ
てくれたのだ。その数6万8000。チームの
勝利を願い、割れんばかりの声援を送る彼
らの姿を見た星稜ナイン。その時、星稜戦
士の魂が遂に目覚めた。初回、2番・田中
が特大の一発を放って先制すると、ここか
ら打線が繋がる。2死走者無しの状況から
なんと4連打を浴びせて更に2点を追加。初
回に3点を奪うことに成功。更に2回にも3
点を加えるなど、前半が終わって6点のリ
ードを奪う有利な展開となる。一方の投手
陣も、先発の高橋、2番手の富永というリ
レーで安富打線をしっかり抑える。そして
9回裏。2点を返されたものの、最後は代打
の平田をキャッチャーゴロに打ち取って試
合終了。長く暗いトンネルを抜け、ついに
星稜が初勝利を手にした。選手や応援団も
お祭り騒ぎ。タイタニック監督も喜びが爆
発したのか、ベンチを飛び出して発狂する
など、球場内は勝利の歓喜で大盛り上がり
だった。この勢いで明日の試合も勝ちたい
ところだ。
・第二試合 アホが多すぎる10ー4安富
安富 400000000 4
アホ 01103410X 10
逆転優勝に向けてもう1つも落とせない
安富は初回、相手のエラーで先制すると、
強力打線が火を噴き、連打連打でリードを
広げる。終わってみればこの回だけで打者
8人,4得点の猛攻を浴びせて、アホのエー
ス・柳橋の早期攻略に成功した…かに思え
たが、2回以降、ギアを上げた彼の前に、
自慢の打線が抑え込まれてしまう。安打は
出るものの後続が倒れ、点が入らない状態
が続く。そうしている間に点差は縮まり、
5回、アホの5番・西脇に2点タイムリー二
塁打を打たれるなどして3点を奪われ、遂
に逆転されてしまう。取り返したい安富で
あったが、6回以降は拙攻が続き、結局2回
以降1点も取ることができなかった。屈辱
の逆転負けを喫した安富はこれで4連敗。
優勝が更に遠のく結果となった。対するア
ホは、投打が噛み合って、貴重な勝利を手
にすることができた。明日の結果次第では
優勝が決まる可能性が出てきた。
11日目 (12/30)
・第一試合 星稜1ー8アホが多すぎる
アホ 012100004 8
星稜 000000010 1
今日勝てば優勝がほぼ確実となるアホは
栗原が先発。すると初回から素晴らしい投
球を見せる。持ち前の闘志溢れるピッチン
グで、相手打線を寄せ付けない。今日は7
回を投げて、打たれたヒットはたった2本
のみ。前の試合で今大会初勝利をおさめ、
勢いに乗る星稜打線を完全なまでに黙らせ
て試合の流れを引き寄せた。打線も、スタ
メン4人がマルチ安打を放つなど、計12本
のヒットを放ち、星稜のエース・天野を攻
略。投打に勝ったアホが8対1で快勝。これ
で、今日試合がなかった2位・安富との勝
利数の差が4となり、優勝がほぼ確実とな
った。これを記念して、アホが多すぎる高
校では、3学期始業式の翌日から7日間、
「優勝おめでとうセール」が開催されるこ
とが決まった。食堂や購買部の商品が全品
半額~最大70%オフになるという。