2023年末大会結果

End of year Cup 2023

 ①順位表(12/30更新)
  順位 チーム名 試合数 勝   負   分 得失
   1  アホ    11  8  2  1  +40
   2  中萩    10  5  5  0  -10
   3  安富    10  4  6  0  -9
   4  星稜     7   1  5  1  -21
         ※注:得失→得失点差のこと

 ②参加校→安富高校(兵庫)、アホが多すぎる高校(兵庫)、星稜高校(徳島)、中萩高校(愛媛)

 ③試合結果
  1日目(12/20)
  ・第一試合 中萩ー星稜
   星稜   な
   中萩   し  
  ・第二試合 安富3ー6アホが多すぎる
   アホ 010100013 6
   安富 003000000 3
    安富は1点を追う3回、天野、吉村の連続
   タイムリーで一挙に3点を奪って逆転に成
   功。しかしその後同点に追いつかれ、9回
   、ランナーを1人置いた場面で2番手の鈴木
   が途中出場の佐竹にタイムリー2ベースを
   浴びてこれが決勝点に。接戦を制したのは
   アホが多すぎる高校。
  2日目(12/21)
  ・第一試合 星稜ーアホが多すぎる
   アホ  な
   星稜  し
  ・第二試合 安富9ー8中萩
   中萩 510200000 8
   安富 103500000 9
    序盤から激しい点の取り合いとなったこ
   合。中萩は2点リードの4回、2番・田中の
   3塁打などで2点を加え、8対4とする。こ
   のまま逃げ切りたい所だったが、その裏、
   1点を返され、尚もランナーを2人置いた場
   面で、安富の6番・鵜川に3ランを浴びて同
   点に追いつかれる。ここで中萩は2番手の
   藤井にスイッチしたが、岩崎、吉野に連続
   ヒットを打たれて更に1点を入れられ、ま
   さかの逆転を許してしまった。結局そのま
   ま試合終了。9対8で安富の勝利。
  3日目(12/22)
  ・第一試合 中萩1ー6アホが多すぎる
   アホ 104010000 6
   中萩 100000000 1
    試合は初回から動いた。1回表、アホの
   先頭バッター・川上がホームランを放ち、
   幸先よく先制に成功。しかしその裏、中萩
   の先頭バッター・山内にもホームランが飛
   び出し、すぐさま同点に。両チームから先
   頭打者本塁打が生まれる珍事が発生した。
   連勝したいアホは3回、無死ランナー1,2塁
   の場面で、3番・西尾がタイムリーを放っ
   て勝ち越し。この後更に3点を加え、試合
   を有利に進める。投げてはアホの先発・柳
   橋が、8回1失点と安定したピッチングを見
   せ、相手打線を寄せ付けなかった。試合は
   6対1でアホが勝利。
  ・第二試合 中萩9ー2星稜
   星稜 000000011 2
   中萩 00031410X 9
    試合は4回、中萩の9番・玉置のゴロを、
   星稜の一塁手・末永が痛恨のエラー。この
   間に走者2人が生還し、中萩が思わぬ形で2
   点を先制する。これで勢いに乗った中萩は
   その後5,6,7回と毎回得点し、星稜を突き
   放した。星稜は終盤にゲッツー崩れなどで
   2点を返すも反撃はここまで。9対2で中萩
   が快勝。連敗を2で止めた。
  4日目(12/23)
  ・第一試合 安富19ー6中萩
   中萩 102010002   6
   安富 21506320X 19
    安富は3回、犠牲フライなどで2点を勝ち
   越し、尚もランナーを2人置いた場面で、
   3番・磯部に3ランが飛び出してリードを5
   点に広げる。その後も安富打線の勢いは止
   まらない。5回には何と打者一巡の猛攻で
   一挙に6点を加えて中萩をKO。終わってみ
   れば26安打,19得点。凄まじい攻撃力を見
   せた安富が19対6で勝利。安富はこれで2
   連勝となった。
  ・第二試合 星稜9ー11中萩
   中萩 000003521 11
   星稜 010431000   9
    星稜は1点リードの4回、6番・大窪、7
   番・榎本らがタイムリーを放つなど、一挙
   に4点を追加する。更に5回にもその2人の
   タイムリーなどで3点を加え、試合を決定
   づけた…かと思われたが、先発・山中が中
   盤に突如乱れる。6回に中萩の5番・今中に
   2点タイムリー二塁打を浴びるなどして3点
   を返されると、続く7回には、更に2点を返
   され、尚もランナーを2人置いた場面で、
   中萩の4番・池田に痛恨の3ランを被弾し、
   星稜は遂に追いつかれてしまう。逆に勢い
   づいたのは中萩。1点ビハインドの8回、こ
   こまで1安打に抑えられていた1番・山内が
   2点タイムリー三塁打を放ち、最大8点あっ
   た点差をついに逆転。試合を決めた。試合
   は11対9で中萩が勝利。
  ・第三試合 アホが多すぎる4ー7安富
   安富 011200030 7
   アホ 001002100 4
    アホが多すぎるは6回、1死走者無しの場
   面で、4番・平田にホームランが飛び出し
   て2点差。その後2死ランナー2塁となり、
   7番・光田がタイムリー二塁打を打ち、1点
   差。更に続く7回にも1点を返し、同点に追
   いつく。しかし直後の8回、アホの3番手・
   久保田が2死ながらランナー2,3塁のピンチ
   を招くと、ここまで2安打と当たっている
   安富の2番・斎藤に2点タイムリー二塁打を
   打たれ、これが決勝点に。継投策が裏目に
   出たアホは4対7で敗れ、初黒星。一方の安
   富はこれで3連勝。首位をひた走る。
  5日目 (12/24)
  ・第一試合 中萩13ー3安富
   安富 210000000   3
   中萩 40040320X 13
    前回の対戦時に大敗を喫し、雪辱に燃え
   る中萩は初回から打線が繋がる。1点を返
   して尚もランナーを2人置いた状況で、6番
   の斎藤が2点タイムリー二塁打を放ち、逆
   転に成功。その後更に1点を加え、安富の
   先発・鈴木を0回2/3でノックアウト。そ
   の後も中萩打線は止まらない。4回には2本
   のタイムリーで4点を奪い、6回には、初回
   逆転タイムリーの斎藤が2ランを放つなど
   して3点を追加し、試合を決めた。終わっ
   てみれば13対3で中萩が快勝した。対する
   安富は、連勝が3でストップ。
  ・第二試合 星稜0ー9アホが多すぎる
   アホ 011030022 9
   星稜 000000000 0
    そろそろ初勝利を手にしたい星稜。しか
   し、アホの先発・柳橋の好投を前に打線は
   沈黙を余儀なくされる。更に、3点ビハイ
   ンドの5回には、ランナー満塁の場面で、
   その柳橋にタイムリーを打たれるなど、い
   いようにやられてしまった。代わった中島
   も打ち崩せず、終わってみれば0対9。ヒッ
   トは僅か1本に留まった。これで3連敗とな
   ったが、次戦に向けて切り替えて行くしか
   ない。一方のアホは大会初の完封勝利。優
   勝目指し、この調子で勢いに乗りたい。
  ・第三試合 アホが多すぎる2ー11中萩
   中萩 300003410  11
   アホ 010001000    2
    中萩の快進撃が止まらない。初回と6回
   に、打者8人の猛攻で合わせて6点を奪って
   試合の流れを引き寄せると、続く7回には
   ここまで2安打と好調な5番・今中に3ラン
   が飛び出し、アホの投手陣を粉砕した。
   「うちは勢いに乗ると怖いチームですか
   ら」中萩の森田監督が(コメント欄にて)語
   っていたが、今回の試合はそれを体現する
   形となった。11対2で中萩が勝利。これで
   中萩は3試合連続二桁得点。恐ろしいまで
   の破壊力を見せつけている。
  6日目 (12/25)
  ・第一試合 星稜3ー5安富
   安富 020000012 5
   星稜 010200000 3
    逆転優勝を成し遂げる為にも、何として
   も勝ちたい星稜は1点ビハインドの4回、6
   番・大窪が見事にスクイズを決めて同点に
   追い付く。更に、続く榎本がタイムリー二
   塁打を放って、この回逆転に成功する。そ
   んな打線の奮起に応えたい投手陣は、その
   後粘りの投球を見せ、1点のリードを死守
   する。このままいけば初勝利…だが、そう
   は問屋がおろさなかった。8回、今大会好
   調の6番・鵜川にタイムリーを打たれ、ま
   さかの同点。そして9回、こちらも好調の
   2番・斎藤にもタイムリーを浴び、これが
   決勝点となった。5対3で安富が勝利。星稜
   はこれで4連敗。勝利はすぐそこなのに、
   掴めない。そんなもどかしい日々は一体、
   いつまで続くのだろうか。
  ・第二試合 中萩5ー4安富
   安富 200010100 4
   中萩 21000020X 5
    3対3の同点で迎えた7回、安富はランナ
   ー1,2塁とした場面で、3番・磯部がフライ
   を打ち上げる。すると、これを中萩の右翼
   手・平木が痛恨のエラー。ラッキーな形で
   安富が勝ち越しに成功。4対3とする。しか
   しその裏、1死3塁のピンチを背負うと、中
   萩の6番・斎藤に同点打を打たれてしま
   う。その後またしても走者を3塁に置いた
   場面で、8番・平木に汚名返上(?)の犠牲フ
   ライが生まれてこれが決勝点に。安富は僅
   差で敗れ、連勝とはならなかった。一方の
   中萩はこれで4連勝。「うちはこうゆう接戦
   もものにしていくので」(原文ママ)試合後
   にそう語った森田監督。チームを導く指揮
   官のビッグマウスに、これからも注目した
   い。
  ・第三試合 中萩6ー23アホが多すぎる
   アホ 041 12 00600 23
   中萩 014  0  10000   6
    史上稀にみる集中打が炸裂したのは4回
   だった。この回のアホの先頭バッター・山
   崎がエラーで出塁すると、ここから面白い
   ように打線が繋がる。ヒット、四球、また
   ヒット…終わってみれば、打者16人で12
   得点を挙げた。何か相手投手に恨みでもあ
   ったのだろうか?そんなことはさておき、
   アホの先発・大沼は、この試合が年末大会
   初出場。重圧の中、4回1/3で6失点と、試
   合を作ることは出来なかったものの、次に
   向けての課題が見えたという点では、実り
   ある投球だったと言えよう。5回以降も、
   手を緩めず、攻撃を続けたアホ。今大会最
   多となる23得点を叩き出し、快勝した。
   一方の中萩は連勝が4で止まったものの、
   依然首位はキープ。明日以降に期待。
  7日目 (12/26)
  ・第一試合 アホが多すぎる4ー1中萩
   中萩 000100000 1
   アホ 00103000X 4
    昨日の大敗から一夜明け、気持ちを切り
   替えたい中萩。明日から兵庫旅行(帰省?)
   のため出来なくなる前に何としても勝ちた
   い、そんな強い想いに選手達が応える。先
   発のエース・佐々木は、序盤から安定した
   投球を見せ、チームを盛り立てる。一方の
   打線は、1点を追う4回、ここまでパッとし
   た活躍が無かった4番・池田がソロ本塁打
   を放ち、同点に追い付く。エースと主砲の
   活躍に、森田監督の顔に笑みがこぼれる。
   しかし、そう簡単に勝たしてはくれないの
   がアホ。5回、無死走者1,2塁で、9番・投
   手の柳橋に2点タイムリー二塁打を打たれ
   勝ち越される。この回更に1点を奪われ、
   苦しい展開となる。反撃したい中萩だった
   が、その後は、アホの完璧なまでの投手リ
   レーに手も足も出ず、そのまま試合終了。
   4対1でアホの勝利。中萩は首位から陥落。
   今年度最終(になるかもしれない)試合を勝
   利で飾ることは出来なかった。一方のアホ
   はこれで対中萩2連勝。首位に浮上した。
  ・第二試合 安富4ー6アホが多すぎる
   アホ 300000300 6
   安富 000300100 4
    安富は3点を追う4回、無死走者1,2塁の
   場面で、今大会好調の「年末大会ニキ」こ
   と鵜川がタイムリー二塁打を放って反撃の
   口火を切ると、8番・吉野の内野ゴロの間
   に1点、更に9番・投手の天野にタイムリー
   が飛び出してもう1点返して同点に追い付
   く。その後再び3点差をつけられたものの
   7回にまたしても1,2塁のチャンスを作る
   と、4番・堀江がタイムリーを放って1点を
   返す。このまま勢いに乗りたい安富だった
   が、続く新谷、鵜川が凡退して反撃はここ
   まで。相手の2倍の量のヒットを打ちなが
   らもチャンスを生かせなかった安富。4対
   6で敗れ、優勝が一歩遠のいてしまった。
   対するアホはこれで自チーム初の3連勝。
   首位の座をガッチリ守る。
  8日目 (12/27)
  ・第一試合 アホが多すぎる2ー2星稜
   星稜 000000002 2
   アホ 000001010 2
    熱い思いを胸に己の限界に挑むSASUKE
   プレーヤー達。そんな彼らに負けないほど
   の闘志を燃やす集団が徳島にもいる。星稜
   野球部である。連敗脱出、そして念願の初
   勝利へ。何としても勝ちたい試合…だった
   が、そこにアホの先発・栗原が立ちはだか
   る。8回まで僅かヒット2本に抑えられる苦
   しい展開が続く。そして2点差で最終回。
   このまま終わってしまうのか、重い空気が
   漂う中、この回先頭の田中が執念の内野安
   打を勝ち取る。するとチームが奮起。1死
   をとられたものの走者1,2塁とした場面
   で、ここまでノーヒットの滝沢が起死回生
   の同点タイムリーを放ち、ついに栗原から
   点を奪うことに成功。逆転の気運が高ま
   る。尚も走者を1塁に置いた局面で代打の
   小林。ここで打てばヒーロー…だったが、
   ここは併殺に倒れ、逆転とはならず。試合
   は今大会初の引き分けに終わった。初勝利
   はまたもやお預けとなった。
  9日目 (12/28)
   この日、試合は行われなかった。
  10日目 (12/29)
  ・第一試合 安富3ー9星稜
   星稜 330010011 9
   安富 100000002 3
    今日の試合前、星稜にとって嬉しい、そ
   して驚きの出来事があった。安富球場のレ
   フトスタンドに、地元の応援団が駆けつけ
   てくれたのだ。その数6万8000。チームの
   勝利を願い、割れんばかりの声援を送る彼
   らの姿を見た星稜ナイン。その時、星稜戦
   士の魂が遂に目覚めた。初回、2番・田中
   が特大の一発を放って先制すると、ここか
   ら打線が繋がる。2死走者無しの状況から
   なんと4連打を浴びせて更に2点を追加。初
   回に3点を奪うことに成功。更に2回にも3
   点を加えるなど、前半が終わって6点のリ
   ードを奪う有利な展開となる。一方の投手
   陣も、先発の高橋、2番手の富永というリ
   レーで安富打線をしっかり抑える。そして
   9回裏。2点を返されたものの、最後は代打
   の平田をキャッチャーゴロに打ち取って試
   合終了。長く暗いトンネルを抜け、ついに
   星稜が初勝利を手にした。選手や応援団も
   お祭り騒ぎ。タイタニック監督も喜びが爆
   発したのか、ベンチを飛び出して発狂する
   など、球場内は勝利の歓喜で大盛り上がり
   だった。この勢いで明日の試合も勝ちたい
   ところだ。
  ・第二試合 アホが多すぎる10ー4安富
   安富 400000000   4
   アホ 01103410X 10
    逆転優勝に向けてもう1つも落とせない
   安富は初回、相手のエラーで先制すると、
   強力打線が火を噴き、連打連打でリードを
   広げる。終わってみればこの回だけで打者
   8人,4得点の猛攻を浴びせて、アホのエー
   ス・柳橋の早期攻略に成功した…かに思え
   たが、2回以降、ギアを上げた彼の前に、
   自慢の打線が抑え込まれてしまう。安打は
   出るものの後続が倒れ、点が入らない状態
   が続く。そうしている間に点差は縮まり、
   5回、アホの5番・西脇に2点タイムリー二
   塁打を打たれるなどして3点を奪われ、遂
   に逆転されてしまう。取り返したい安富で
   あったが、6回以降は拙攻が続き、結局2回
   以降1点も取ることができなかった。屈辱
   の逆転負けを喫した安富はこれで4連敗。
   優勝が更に遠のく結果となった。対するア
   ホは、投打が噛み合って、貴重な勝利を手
   にすることができた。明日の結果次第では
   優勝が決まる可能性が出てきた。
  11日目 (12/30)
  ・第一試合 星稜1ー8アホが多すぎる
   アホ 012100004 8
   星稜 000000010 1
    今日勝てば優勝がほぼ確実となるアホは
   栗原が先発。すると初回から素晴らしい投
   球を見せる。持ち前の闘志溢れるピッチン
   グで、相手打線を寄せ付けない。今日は7
   回を投げて、打たれたヒットはたった2本
   のみ。前の試合で今大会初勝利をおさめ、
   勢いに乗る星稜打線を完全なまでに黙らせ
   て試合の流れを引き寄せた。打線も、スタ
   メン4人がマルチ安打を放つなど、計12本
   のヒットを放ち、星稜のエース・天野を攻
   略。投打に勝ったアホが8対1で快勝。これ
   で、今日試合がなかった2位・安富との勝
   利数の差が4となり、優勝がほぼ確実とな
   った。これを記念して、アホが多すぎる高
   校では、3学期始業式の翌日から7日間、
   「優勝おめでとうセール」が開催されるこ
   とが決まった。食堂や購買部の商品が全品
   半額~最大70%オフになるという。